June 20, 2015

「警備業の許可票」に初めて名前が使われた

 警備員、あるいは現場の作業員の皆さんは目にする機会が多いと思うが、
「建設業の許可票」
「警備業の許可票」
というのは多くの現場で掲示されている。

 私の所属する会社の場合、誰がメインで入るかわからない現場には「あの人の名前」が使われることが多い。我が社のエースで、あるとき、彼自身の名前が入ってる許可票を見て
「また勝手に名前使われてるー」
みたいな場面に遭遇したことがある。

 余談になるが、かのエース。私が警備員になって新任教育の一環として初めて現場に出されたときに出会った。いわば私の師匠である。右も左もわからない新人警備員ゆえ、彼にはたくさんの質問をしたが、信号の絡んだ片交を軽くこなしながら、嫌な顔一つせず質問に答えてくれた。人格者である。そして、
「君は飲み込みが早いねえ」
と言ってくれて、会社にも報告してくれたらしい。おかげさまでその後の管制による現場の難易度の上昇は甚だしく、今思うと新人にやらせるレベルじゃないと思うが、めきめきと腕を上げて、半年ほどでうちの会社の警備員でうまい順上位30%に入ってしまったから驚きである。中小だから、カースト制の底辺は「通行止めすらまともにできない通行止め精鋭部隊」ってあたりになってしまうのだが。

 閑話休題。

 警備業の許可票に名前が出た。内容はというと
氏名:ネモ
専任の有無:非専任
資格:交通誘導警備2級
といったところが私に関わる部分だ。そして、どうでもいいといえばどうでもいいのだが、交通2級を持っているとこの許可票にハクが付くって感じだ。隊員の中には指導教育責任者の資格を持っている化け物もいるが、2号業務ではたいてい交通2級の方が使われる。もちろんその人は両方持ってるわけだけど。

 そして、許可票に名前が書かれるということは、ほぼその現場はお前がやれということになるわけで。私としては、日々刻々と条件が変わる現場が好きだったりするんだけど。朝現場に行って、カッターとかスプレーの部分を見て、ここを掘削するなら規制はこうかけて、ダンプの出し入れはこっち方向にして、バックホーの車道側旋回はなるべく避けて……みたいな提案をこちらからしていきたい。それがプロの警備員だと思う。

 一方、一つの現場で最初から最後まで勤め上げるのもプロとしての仕事だし、会社としてはそのくらいできないとゼネコンの大きな現場は任せられないということで。

 この夏はぼちぼちがんばろう。


Posted by Nemo at 23:42 | guard | コメント (3)

June 10, 2015

猛暑に向けて、熱中症対策。アイソトニックとハイポトニックって知ってますか?

 6月。梅雨入りしたにもかかわらずこの暑さである。梅雨明けには覚悟を決めねばなるまい。猛暑だ。

 この時期は警備員に限らず、
・暑さに体を慣らす
・水分補給は少量ずつこまめに
・塩ラムネ等塩分補給も忘れずに
最低限これだけでも押さえておきたい。私は同僚が倒れたことは見たことがないが、現場の作業員が熱中症で運ばれるのは何度か見てきた。私の少ない経験だが、共通して言えることは、救急車を呼ばないということ。全ての元凶は「労災」というシステムのせいなのだが、これはこわい。

 ダンプ乗りの知人筋なのだが、息子さんが鉄鋼関係か何かだったそうで。現場にて災害発生。負傷者1名、脚部開放骨折。出血あり。しかし救急車は呼ばない。現場はその会社の敷地内なのだけど、現場の上司から順繰りに上に稟議を回さなくてはいけないんだそう。本人は相当痛がっていたという目撃談だったのだけれども。

 こういう話を見聞きすると、警備員が倒れたとき救急車を呼んでくれるのかなって不安になる。しかしながら、過去に熱中症で殉職された警備員がいたおかげで、クライアントの対応が変わったのも事実。大きなパラソルを用意して
「警備員さん、搬入ないからここで座って休んでなよ」
「タヌキ監督が。実際やったら会社に文句言うんだろ」
みたいな、些細ないさかいはなくならない。

 さて本題。
・アイソトニック飲料→仕事前に摂取しておくもの
・ハイポトニック飲料→仕事中に摂取するのが適切なもの
という、飲料戦国時代が元請けクラスに認知されてきたらしい。

 夏の警備業務は、「のどが渇いた」と思ったら熱中症リーチに近い。そうなる前の水分摂取が肝要だ。

いきいきメディカ スタッフルーム:アイソトニックとハイポトニック

●アイソトニック飲料
サントリー ゲータレード、ビタミンウォーター
コカコーラ社 アクエリアス、
大塚製薬 ポカリスエット

●ハイポトニック飲料
アクエリアスクリアレモン」
大塚製薬 ポカリスエットステビア
アサヒ SUPER H2O
花王 ヘルシアウォーター

 どうだろうかこのラインナップ。ポカリスエットもアクエリアスも有名だが、仕事前に摂る分には適切なのだろう。しかし、真夏の警備業務でアイソトニックをがぶ飲みしたら胃にたまるだけ。動けなくなる。

 そこでハイポトニックの出番なのだが、ぶっちゃけポカリスエットを希釈しても十分効果があるそうだ。理想は塩添加。

 でなければ、上記のH2Oも比較的安価に手に入る。VAAMもハイポトニックらしいのだが、調べていただくと高価すぎるのがわかると思う。

 私は今のところ、粉のポカリスエットを1.5Lに希釈する算段を建てている。(1.5倍) 上水道が悪い地域ではないのだが、湯冷ましを冷蔵庫で冷やしておけば都合がいい。

 そうそう、警備の現場のリーダーの電話番号は必ず聞いておくべし。具合悪くなったときの緊急連絡先だよ。死んでもやれとはまずいわない。同じ人間だからね。

 では、今年の夏もご安全に!

Posted by Nemo at 20:41 | guard | コメント (0)