July 31, 2013

監督から直接仕事をもらおうとしてフられた間抜け警備員

 警備員は経験が長くてもたいした意味はない。技量とはほぼ無関係だからだ。

 あるとき、ある警備員が、なじみの監督が通りかかったのを見かけて声をかけたという。
「○○さん、今度俺に仕事回してくださいよ」
「悪いねーうちも仕事ないんだー」

 それからまもなく、私が現場に呼ばれたらそこの業者さんだった。

 監督というのは、警備員の誘導状況を見るプロでもある。問題があれば、通常会社に連絡が入る。本人の知らないうちに外される。そんなものだ。

 そして、監督というのは人を見る。あるとき、私に釘を刺されたことがあった。
「おい、あんなの明日連れてくるんじゃねーぞ」
至って温厚な監督がこうである。

 会社に報告して次の日から変えてもらった。

 本来なら逆じゃねーの、と俺は思う。

 まじめに仕事をしている人なら、多少ヘタであろうとも業者からの指名をもらえるのだ。例えば礼儀でもいい。朝、業者の到着を待機して、作業員全員に挨拶する。ハキハキとしていて丁寧な男だから、もうそこの業者さんのお抱えらしい。

 彼の仕事はひどいけど、まあそういうのもいいんじゃねーのかな。

 ヘボのベテランが自分プロデュースして断られる? 至極まっとうな状況だよ。


Posted by Nemo at July 31, 2013 20:30 | guard