June 03, 2013

手旗もたまにはいいものだよ

 普段、私は誘導灯専門。大旗の実技試験には合格したけど現場で使ったことはない。

 ある日、現場に行ったら手旗を渡された。ここは手旗か。使えるけど会社が先に言っておいてくれないかなあ。面倒だなあ。と思いながら誘導を開始した。私は手旗慣れはしてないけど、一応のガイドラインはある。左右持ち替えはしない。右手に白、左手に赤。だから、停止合図を出したあとは体の向きを変えて左手で右肩のあたりに赤旗を固定することになる。白旗がなるべく見えないように右手は左側に隠す。ちょっとひねるとたぶんジョジョ立ち。

 その日、私の立ち位置は規制帯のある側。だから、車両を進行させるときにはセンターラインを越えて対向車線に誘導する必要がある。立ち位置はセンターライン付近。

 驚いた。

 反対側からクリアのサインをもらって、手旗で進行の合図を出すと、誘導灯感覚よりもだいぶ離れたところでサクッとセンターラインを越えてくれる。これ、視認性いいんだね。あと、赤旗がしっかり見えるように出していればたいてい止まってくれる。心配なときは頭上で停止予告から始めてびっと赤旗を出し直せば問題ない。

 手旗を扱うときのポイントとしては、旗を振ったときに赤にしろ白にしろ「布部分がしっかり見える」ことを意識して振ること。絡まってたら常に直して備えるし、風があれば振りと返しを工夫する。

 これだけわかりやすい手旗なのに、私が一般ドライバーだった頃に赤も白も出さずにボケてた警備員がいたんだよね。なんかあわてて赤出した気がするんだけどもう止まれる距離じゃないから突っ込んだことがある。反対側から車が来るなら赤出してろよアホかと。

 時折話に出るんだけど、警備員の停止合図を、教習所か免許の書き換えの時に教えてくれと。ま、交通整理じゃなくて交通誘導だから何ら強制力はないし、仕方がないけどさ。でも一方で交通誘導警備員の過失を認めた裁判所の判決が出てるでしょ。なんで交通誘導で任意の協力によるものに刑事責任を問われるんだって話だよ。民事レベルの損失は会社が負担してうまいことやってくれてるけどさあ。それにしたって会社にしたらかなりの損失だよ。

 話がそれたけど、手旗も結構いいなと見直した経験だった。


Posted by Nemo at 20:00 | guard